更に思い出した

 初代プレリュードは全車ガラスサンルーフとクルーズコントロールが標準装備だった気もするが最下位グレードはどうだっただろうか。
 ちなみに、自分はHISCO*1で最上級グレードのXX-Rを探してもらったが見つからず、一応スポーティグレードという位置付けのXRに乗っていた。
 二代目は国産車初のABSがオプション設定されていた。
 また、最近のクルマでは嵌め殺しの三角窓及びサイドウィンドウの曇り取り目的の吹き出し口がインパネ左右に設けられているが二代目プレリュードではドア上部に設けられており空調の吹き出し口はドアのオープナー前部に設けられていた。
 また、初代と同じくクルーズコントロールとガラスサンルーフは標準装備でサンルーフの開閉スイッチはインパネに設けられており、普通は二本あるワイパー(アーム)が一本のロングアームなど地味な初代から考えると突然変異的なスペシャリティーカーだった。
 まぁ、当時のホンダ車と言えばワンダーシビックCR-X、リトラのアコード(エアロデッキ)、シティと大転換期だったとは思うけどね。
 余談だが、当時ホンダはABSではなくALBと言う呼称で、要はアンチ・ロック・ブレーキとシステムは呼称に含めていなかったのだが...長いものに巻かれてしまった。
 長いものに巻かれたといえば、ハイビーム/ロービームの切り替えもホンダはライト操作スイッチが設けられたウィンカーレバーを手前に引く事でハイビーム/ロービームが切り替わるトグル式だったりワイパー操作レバーが下に押し下げる事でミストだったのが業界標準(?)のクルマを運転する人なら知ってる上に押し上げる方式になってしまったのだが、ワイパー操作に関しては手前に引くとウォッシャー噴射だった事もあり手前斜め下に引くとウォッシャー噴射しながらワイパーが動かせて便利だった。
 と言うか、ミスト動作させたい時にレバーを押し上げるってぇのは人間の反射的動作として合致してるとは思えないのだが…これが世界標準みたいなんだよねぇ。

*1:当時あったホンダ車に特化した中古車チェーン