フィンガーシフト

 碓氷バイパスのスキーツアーバス事故の車両の変速機はフィンガーシフトというらしいがクラッチ操作不要のマニュアルでエンジン保護*1の観点から無理なシフト(ダウン)操作は弾かれてしまうらしい。
 と言う事で数時間前に書いた推察は間違っていないとは思うので、一旦高めのギア*2にシフトしてフットブレーキ併用*3しつつ1速ずつ落としていくという方法を試みればシフトダウン出来たとは思うが・・・そんな余裕は無かったんだろうなぁ。
 とは言え、『ひるおび!』で映っていた事で事故現場までに緊急退避所の存在が確認出来たので、そこを利用できなかったものかと思う反面、夜間で視認性が悪かっただろうし精神的な余裕も無かったので無理だったのだと思う。
 また、フィンガーシフトというシロモノは電子制御されているのだろうから、その制御ソフトの設計者がセーフティーファーストで設計を行っていなかったとか運転経験が乏しいor皆無だったと推察するが元システムエンジニア的には怒りを覚えるわ。
 ちゅ〜か、自分の経験的にプログラミング出来ない人間及び開発対象に興味の無い人間が書く仕様書は間違いなく最初から腐ってるのを知っていし、電子化・自動化というは使う人の助けになるべきモノであるべきで困らせたり陥れるようなモノであってはならないから。
 なお、フィンガーシフトでGoogleと自分よりも詳しい方が早々と言及していたりするのだが肝心要の国交省の役人はズレた方向に動くんだろうなぁと思う。
 ホント、今回の事故では思うところ多過ぎて・・・

*1:シフトダウン時のオーバーレブetc

*2:5速くらい

*3:左足ブレーキで速度落とし&アクセルあおって回転数あげるとかもね