さんぽセル

 先週半ばくらいにテレビで幾つかの情報バラエティで取りあげてて内容的には多くの大人が批判するが発案者の小学生が理路整然(?)と反論しているといった感じだったがGoogle discoverでも数多くのサイトが表示されて世の大人と呼ばれる輩は何故にクズばかりと思ったが・・・その中でも「“ランドセル軽く”小学生の発明を大人が批判… マツコの「ひと言」が反響呼ぶを目にした時はマジで終わってると思った。
 内容的に全て読む気にはならなかったので反響が脂肪ダルマへの賛同なのか否定なのかは分からないが自分は完全否定だな。
 と言うのも、「子供のうちから、クラウドファンディングだの覚えて、楽するほうばっかりやってたら、ロクな子にならないっていう、(親御さんたちの)危惧も分かる」としたうえでとある部分から脂肪ダルマも同じ考えだと推察するが、さんぽせセルは楽をしたいのではなく重いランドセルを背負っての登下校が大変だから生み出されたものであり、それを楽をしたいからと決めつけるのはどうかと思うし、発案者の小学生も「大人は灯油を入れたポリタンクを背負って運びますか」と返してるからね。
 更に言うと他の記事では「子供に楽させちゃいかん」なんてのを目にしたが・・・子供に苦痛と思わせる事を強いる方が問題とは思わないのかね。
 また、「クラウドファンディングだの覚えて」については世の中の仕組みとしての知識としてあってプラスはあってもマイナスになる事は無いと申し、さんぽセルのクラウドファンディングは自分のためではなく同じようにランドセルを背負っての登下校が大変と思ってる小学生の元に届けるモノだったはず。
 余談だが、知識としてあってプラスとなれどマイナスにはならないというのは自分の体験でもあって、自分は学校の勉強に意義を見いだせない事もあり大学に行こうとは思わなかった人間な上に高校も高校くらいはでとかなきゃ的な思考で受験勉強は一切しなかった人間だったりする。
 また、高校を卒業して直ぐに働くのもなぁという思いからデザインの専門学校に行ったもののデッサンは線で描くものだという理論(?)に打ちのめされドロップアウトしてしまったのだが、高校卒業時に後に知ったデンソー工業学園を知っていれば迷うこと無くデンソー工業学園に進んでいたと思うのでね。
 余談だが、知っている人も居ると思うがQRコード決済に使われているQRコードは決済に利用する事を思いついき実用化したのは中国人らしいがQRコード自体はデンソー*1の発明品であり普及させるために特許は出願しなかったらしい。
 更に余談になるが、自分が高校生の頃にオーディオ誌で知った事なのだが、カセットテープも特許は出願しておらず理由はQRコードと同じだったはず。

*1:実際には会社としてではなく一社員の発明らしいけどね